国立そろばん・算数計算教室(昭島教室塾ニュース )11月号
そろばん教室が始まる時間には薄暗くなる季節になりました。
生徒さんたちは元気いっぱい!教室はエネルギーが充満しています。
10月末には検定試験が行われました。検定試験は年に3回、2月6月10月に行われています。検定試験の問題は商工会珠算連盟で作られています。
そして、試験委員の先生が採点をしますが、1枚を3人の先生が確認するという、とても
厳重なものなのです。
重要ポイントは、正しい答え・正しい数字・カンマ・消しゴムは使わない・・・
これらがクリア出来て、始めて〇がもらえます。
そろばんの計算は、少しも気が抜けないという事!
それが集中力を養う事に繋がるのですね。
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【失敗は成功のもと】【ピンチはチャンス】
沢山の生徒さんを指導していますと、頭の中が透けて見えるようです。
それがとても面白く、指導する醍醐味なのですが。
そろばんは随所に難関が待ち構えています。
そして、新しい事を覚えると、今までの事を忘れてしまう事もあります。
今わからない事を発見出来るのはただ一つ!間違えた問題をしっかり見て原因を捉える事なのです。失敗するからこそ直せるのです。
掛け算と見取り算は間違っていても答えが書けるのですが、
割り算は割れなくなるので、間違っている事がわかります。
そろばんは、ほんの少しのミスでも答えが間違ってしまいます。
【失敗する事】【間違える事】そろばんに来ているお子さんたちは、
間違えたからもう嫌だ!なんて思う子は1人もいません。間違えたから正しく出来るようになりたい!皆そう思って頑張っています。
そろばんの間違えは小さな失敗ですが、失敗したりつまずいた経験は、
失敗を正す方法・解決する方法を知るチャンスがあるという事ですね。
特に子供のうちに、どんどん挑戦し、沢山の失敗をする経験をすると良いです。
失敗をする事で、それをチャンスに変える事が出来ます。
その失敗が➡どうして失敗したのか?考える良いチャンスになります。
➡どうしたら次は失敗しないかを考え前進する事が出来ます。
➡失敗を恐れずに挑戦出来る自信に繋がります。
大人は子供たちに、失敗やピンチを避けさせるのではなく、チャンスに変える方法を
教えて行きたいものです。
昭島珠算学院では今,中学生~小学校1年生までの生徒さんがいます。
皆それぞれ進み具合が違います。それでも皆自分のそろばんを弾きながら
全体の調和がとれています。
中学生・小学校高学年が熱心にそろばんを弾いている姿を見て、小学校低学年の子供たちも真似して頑張っています。
お休み時間には、お姉さんたちが小さい子を抱っこしたりする微笑ましい姿も
見られます。
そのようなアットホームな環境こそが、今の昭島珠算学院の大きなメリットなのだな~・・・
と、思うのです。
今年もあと2か月ですね。毎回のそろばんの時間を有意義なものになるよう
ご指導させて頂きます。
2018.昭島珠算学院